ACNETYPES
TRANS* ACNE ニキビの種類

*ニキビの薬・過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide)の詳細はこちら

シロ、クロ、アカ、アオ(そんなの無いか)・・・いろいろあって、個人的にちょっと苦手(?)だったんだけど、いっそのこと今回はちゃんと分別。日本とアメリカでは分類が微妙に違うみたい。

 ニキビの段階

軽度・中程度のニキビ

白ニキビ(whiteheads) 黒ニキビ(blackheads)
どちらも毛穴が詰まった状態のこと(毛穴パックで取れるようなのじゃなく、中で詰まってるの)。これが「コメド」というもので、日本語では「面皰」と呼ばれてるみたい(角栓をコメドと呼ぶことも多いみたいだけど)。 ともに炎症は無い状態だが、かなりしぶとく残ることがある。
↑ 中のほうで詰まっていて、毛穴が閉じてプクッと盛り上がっている状態。 ↑ 詰まったものが表面まで出てきて毛穴を押し広げている状態。黒いのは汚れでないので、いくら洗っても落ちないよ。

赤ニキビPapules、丘疹)

赤くて小さい(直径5mm以下)盛り上がりで、触れるとちょっと痛い場合もあるが、表面はスムース。アクネ菌の働きによる炎症が起きている状態。


膿胞(Pustule)

赤ニキビから一歩前進して、膿んだ状態。見た目は白ニキビにちょっと似てるが、周りが赤く、てっぺんに白又は黄色っぽい膿が見える。表面の皮は薄く、つぶれやすい。


重度のニキビ
上の3タイプに加え、以下のような症状もある (市販の薬では足りないので医師に要相談
結節 (Nodule)

赤ニキビ同様に硬くて表面がスムースな盛り上がりだけど、炎症がもっと皮膚の下のほう(真皮)まで達している状態。かなり痛いし、痕が残りやすい。ここまでくると、重症の域に入る。


嚢胞(Cyst)

結節が更に進んで、膿(角質、バクテリア、白血球、毛などが混ざったもの)が袋状に溜まっている状態。これも真皮へのダメージがあり、痕が残りやすい。結節と嚢胞は重症のニキビ患者さんには同時に起こることが多い。殆どの嚢胞は本当の意味での嚢胞ではなく、重症の結節である、という見方もあるが、酷いことには変わりない。

Image Sources: National Institute of Health/AcneSource

 ニキビの種類

ニキビは病状の重度によって、幾つかに分類されますが(1〜4)、ニキビのような症状でも毛嚢炎(5)や酒さ(6)など、実は全く違う病気の場合もあります。治療法はそれぞれ違ってくるので、症状が酷い場合や市販薬での治療効果が見られない又は悪化した場合は特に早めの皮膚科受診が賢明

  1. 尋常性ざ瘡 Acne Vulgaris
  2. 嚢胞性ざ瘡 Nodulocystic Acne
    • 重度の結節や嚢胞を伴うざ瘡。ニキビで嚢胞が出来ることは比較的まれである中、このタイプのニキビは巨大(直径数cm)な嚢胞が出来るのが特徴。
    • 嚢胞が1つずつ出来る場合もあれば、同時多発性の場合もある。
    • 長期的に続いた場合、重症のニキビ跡に(アイスピック瘢痕、肥厚性犯行、大小の陥没)
    • 因みに、ニキビの「嚢胞」は、真の嚢胞ではなく、正常な皮膚の組織が化膿し異常に膨張した状態であるらしい。
  3. 集簇性ざ瘡 Acne Conglobata
  4. 電撃性ざ瘡 Acne Fulminans
  5. グラム陰性毛嚢炎 Gram-negative Foliculitis
  6. 顔面膿皮症(電撃製酒さ) Rosacea Fulminans
    • こちらも酷いニキビのような症状だが、酒さ(rosacea)もコメドが無いのが特徴で、原因は不明。
    • 額、頬、下顎付近に突如出現し、赤く腫れる。

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