SKINCARE
TRANS* ACNE スキンケア
*ニキビの薬・過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide)の詳細はこちら*
基本的に、洗顔・保湿・UV対策。別に目新しいことは書いてないと思うけど、この機会に日頃のお手入れを再チェックしてみてもいいんじゃないかな。また、幾ら洗顔方法がカンペキでも、ほかの生活習慣が悪いと元も子も無いので、ニキビを悪化させる要因も忘れずにチェックしてくらさい。
基本:
- 化粧品はすべて毛穴を塞がないもの(non-comedogenic)で、低刺激性のものを。できればアルコールフリー&オイルフリー&無香料で。
- 洗いすぎない・擦りすぎない・潰さない。
- 薬や化粧水は清潔な手で。スキンケア時以外は極力患部に触れないこと。
ニキビ肌のスキンケア
ニキビ肌のスキンケア・ステップ1
髭剃り
- 髭剃りは肌にとってかなりの負担なので、もし可能であれば、頻度を減らす。
- 風呂やシャワーでぬるま湯をあてて、髭を柔らかくする。できれば上がる直前か、上がった後に剃るのが良い。
- カミソリは、よく切れるものを使う。ケチって鈍くなった刃を使うと、肌に余計な負担をかけ、ニキビの悪化の原因に。毎日剃る人は、最低でも週1回はつけ刃を交換するのがよろし。
- ルーブに使うのは、きめ細かく固めに泡立てた洗顔料か、低刺激性で毛穴を塞がないフォームやジェルなどを。(個人的には、肌への負担の軽減を優先してシェービングオイルを使っています。)
- 毛並みと逆方向に剃ったほうが深剃りできるけど、ニキビが多い場合はそちらを優先して、毛並みに沿って剃ること。
- 2度3度と同じ部位を繰り返し剃れば剃るほど、肌にとって大きな負担なので、1回で剃り落とすくらいの気持ちで、焦らずに慎重に剃る。
- 剃り終わったら、洗顔料で優しくシェービング剤を洗い落とす。雑菌の繁殖を防ぐために、カミソリはしっかりすすいで、よく乾かす。
- アルコールのきいたアフターシェーブなどは避ける。アフターシェーブは爽快感があるけど、本来の目的は保湿なので、洗顔後に保湿用の化粧品を使うだけで充分。
ニキビ肌のスキンケア・ステップ2
洗顔
- ヘルメットやマスクをするような仕事でもない限り、洗顔は1日2回まで。
- 髭を剃る場合は、洗顔の前に。まだ余分な角質や皮脂で覆われている状態なので、皮膚への負担が軽減するため。
- マイルドな洗顔料を使う(できれば無香料、無着色、「マイルド」って書いてあるやつ)。基本的に、ボディ用の洗剤では顔を洗わないこと。スクラブ、「脂性肌用」や「ニキビ肌用」のものも刺激が強いので避けたほうが無難。
- 洗顔料はよく泡立てて(泡立てネットがグー) 、指の腹で円を描くように軽くやさし〜くマッサージ。強く擦らない。
- 髪の生え際や顎周り、もみ上げの辺りなども忘れずに。洗面所で洗う場合は、ヘアバンドなどで髪をよけて洗う。
- ぬるま湯でよく洗い流す。しつこいようだが、擦らない。
- 清潔なタオルで押さえるように水分を取る。ダメ押しだけど、擦らない。
ニキビ肌のスキンケア・ステップ3
洗顔後のお手入れ
- 薬を付ける場合は、使用方法又は医師の指示に従う。
- ノンオイリーで毛穴を塞がない化粧水・乳液などで保湿(特に乾燥する薬を使う場合はしっかりと)。
- 低刺激性、ノンオイリーでSPF15以上の日焼け止めを塗る。
- 手間を省くため、SPF入りのオイルフリー保湿剤がオススメ。
以上はアメリカの情報源から集めたものですが、保湿剤について一言:アメリカには化粧水というものは基本的に存在せず(「toner」と呼ばれる拭き取りタイプのものばかり)、保湿(facial moisturizer)は乳液よりも濃いローションタイプのものが主流。化粧水の使用が念頭にない手入れの仕方なので、化粧水を使う場合は何処で使えば良いのか、はっきりしません。薬の上からだと流石にムリそうだけど、薬の前だと薬の邪魔にならないかどうか、ちょっと不安かな。
それから、個人的なアイディアとしては
『鏡を覗くときは、1歩手前で!』
ということを、是非、シェアしたい(笑)。つまり、なるべく至近距離で長い間 and/or 頻繁に鏡で顔をじっくり観察しない、という意味なんだけど、鼻の毛穴だったり、出来たてのニキビだったり、気になり始めたらもうホントにどうにも止まらなくなってしまうものなのでねえ・・・。出来るだけひとつひとつのニキビを気にせず、広い目で見て気長に適切な治療を進められれば、きっと効果が出るのも早いんじゃないかな、と。
どうしても・・・な場合:正しい潰し方
ニキビを潰すと肌に余計な刺激を与え炎症を促進したり、膿に含まれた菌を周囲に広げたりすることになり、ニキビの悪化やニキビ痕の原因になるので、本来は極力避けるべきなのは基本。ただ、現実的に社会生活上どうしても・・・って場合は、表皮にあって(膿胞)もう爆発寸前の場合のみ、最後の手段として自分で膿抜きすることも可能。
- 早すぎる膿抜きは禁物。白い膿でパンパンな「アタマ」ができる(つまり膿が表面まで出てきてる状態)までは、おあずけ。
- 両手を石鹸とぬるま湯と爪ブラシでしっかり洗浄。
- 針を火で炙って滅菌し、冷ましてから消毒用エタノールで拭く。膿抜きをするニキビと指先もエタノールで拭く
- 指を乾かし、清潔なティッシュペーパーで巻く
- 針を肌に対して水平に持ち、膿の「アタマ」の先端をそ〜っと貫く
- ティッシュを巻いた指または綿棒で「アタマ」の周囲をそ〜っと押し膿を出す。膿が出なかったら潰すには早過ぎる証拠、ここで即中止!
- あくまで膿(白濁)のみを周囲からの圧力でそっと押し出す感じで。漿液(透明)や血液が出てきたらストップ!
- 膿が抜けたらアルコールで消毒(しみるよ)、或いは微量の抗菌軟膏を塗布。あとはいじらず、そっとしておく。
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