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TRANS* TOP SURG 修正手術日記

おまけ:バンコク滞在生活 & 観光

2週間ちょっとしか滞在しなかったけど、バンコクは面白いところだった。
旅行先として、かなりオススメ。
物価は安いし、食べ物は美味しいし、人々は大概フレンドリーだし(『微笑みの国』だそうですしね)、交通の便もなかなか良いしねえ。
少なくともバンコクはかなり都会だし、住むにしてもあんまり不便はなさそう。
日本人の在住者も多いし、日本からも割と近いしね。

ただ、いちいちボッタクリやら詐欺やらに遭う可能性を気にかけてなきゃならない、っていうのは、ちょっと気疲れするし、残念。
でもま、それが気にならない、或いは慣れてしまえば、快適に楽しめるんじゃないかと。

バンコクは予期していた以上に近代的で、どんどん発展してる模様。
新しいビルや、中心部と空港を繋ぐスカイトレインの路線も建設中だったし。
ただ、経済格差が凄いね。物乞いも多くて、老人、障害者、乳児連れの女性、単独の子供も。
(中にはカンボジア人も多いらしい。裏で仕切ってる犯罪グループが存在するらしく、心は痛んだが、自分は無視を通すことにした)。道端に屋台を出してるタイ人と、Skytrainに乗ってるタイ人は、明らかに違う社会的階級に属してるように見える。
海外からの観光客はめちゃめちゃ多いけど、ごく普通の仕事で出るような給料では空路で海外行こうなんてのは、かなりムリがあるらしい。斡旋業者を通すなどして、海外(主に台湾や中東?)に出稼ぎに出る人も結構いるそうだ。
不用意に富をひけらかさないように注意しなくては、と思った。

それにしても、至る所で地元人と思い込まれ、タイ語でばんばん話しかけられたなあ・・・。
すまん、タイ語わからないんだ・・・と言うと「タイ人に見える」(英語)って言われる。
日本人らしいファッションセンスに欠けてるのが大きな要因じゃないかと自分では思ってるんだが、まあそもそも日本人の外見って多種多様だから、外見タイ人パスする日本人はかなり多そう。
でも。タイ人も外見はかなりバリエーション豊富なんだよね。やっぱ、日本人に見えにくい決め手(?)はファッションだと思うな。或いは、FTM的な特徴がタイっぽいとか。

日本人と言えば、街中には日本人も凄く多かった。若者からお年寄りまで、年齢層は結構幅広く見かけた。現地で働いてる人も多いんだろうね。
でも、日本語は、基本的に日本人相手にしか通じなそうだったよ。
メニューや看板なんかには、結構日本語表示を見るんだけどね。スパ/エステや日本料理店などでは、日本人を雇ってるとこも結構あるみたいだった。

一方、英語は観光客が行くようなところでは大抵それなりに通じる
かなり観光客慣れしてるって感じ。特にホテルの従業員の殆どは英語が流暢。
買い物に行くと、英語が全然分からない店員も少なくないんだけど、まあ値段くらいは分かるし、質問に対する答えには誰かもっと分かる人を呼んでくれるなど、それほど不便は無かった。
駅や店の表示も英語とタイ語が多かったし、BTSや地下鉄のアナウンスもタイ語と英語。
バンコクは、英語がまあまあ分かれば、観光には苦労しないと思っていいんじゃないかな。田舎のほうに行くとなると、そうはいかないんじゃないかと思うけど。

音楽は、洋楽のトップ40みたいなのも流れてたけど、やっぱり人気はメロディアスなポップスが主流みたい。タイ語の音楽は勿論よく分からなかったんだが、何故か小林明子の「恋におちて」を何度か耳にした。何故いまさら・・・。
ボーイバンドも人気みたい。MLTRは既に定番化してる模様。日本にいた時CD持ってたから超懐かしい。

街中を歩いてると、歩道の状態が悪いところが多くてコケそうになった。ほんと、ボッコボコ。
足元注意、Mind your step(←米英語だとWatch your〜 だな)

あと、街なかは空気が悪い。特にバスの排気が凄い。ディーゼル車が多いみたい。
都市バスは結局1度も乗らなかった。多分、観光客向けではないと思われる。
Tuk Tuk(三輪タクシー)うるせぇ。トゥクトゥクなんて可愛らしいのはせいぜい停車中だけ、あとはバビビビビビ。告げられた目的地を無視してコミッション貰ってる店に拉致られることもあるらしいが、これも殆ど乗らなかったのでそういう目には遭わなかった。相方と歩いてると、よく運転手たちに「乗ってらっしゃい」とタカられた。
バイク/スクーターのタクシー(道路脇にたむろしている)には、疲れてた時にBTSの駅からホテルまで1度だけ乗った。快適だったけど、乗客はヘルメットも無いので、コケたら死ねる。
普通のタクシーは空港までの往復などに何度か使ったけど、日記にも書いたとおり、メーター入れないやつがいるってのは本当だった。

バンコクは年中温暖〜暑いらしいが、自分が行ったのは雨季だったからか、
ジメジメしてて不快指数は高め。選択肢があるなら避けるべき季節だった模様。
一般的にはタイ訪問に一番良い時期は11月〜2月という話。
その頃に行ってれば、防水フィルムであせもにもならずに済んだかも・・・?

そういやベビーパウダーみたいなのが色々売ってた
湿度が高いから、汗によるベタつき防止に使うのかな。
デオドラントはひたすらロールオンで、失礼ながらくっさい白人には力不足と思われる。日本もそうだっけ?ワキガ人口低いもんね。
現地人は、蒸し暑いのにみんな結構清潔そうにしてる。実はタイ人、汗はあんまりかかないのか?
ぼくは元々汗っかきなもんで、勿論、ダラダラと汗だくに。行く先々で「何このこキタナい人は・・・」だと思われてたりして orz
Kさん曰く、タイ人は平熱が日本人より高いそうだ。37℃は平熱らしい。
あと、男性でも腕毛が薄い人が多かった。これも暑い地域の民族だからかなあ。
ハゲてる人もあんまりいなかったような気が。やっぱ、体毛の濃さ∝ハゲ?

アメリカでは処方箋が必要な薬もOTCで色々売ってた。
個人的に購入したのは、Retin-A (ニキビの薬。0.025%・10gチューブで120バーツとか、Xanax(これはアクシデント。睡眠薬って言ったら出された「Alprazolam」ってのが、調べたらコレのことだった)とか。

タイ人はメンソール中毒なのか?
鼻インヘーラーやらボトル入りやら、多種多様な「スースー商品」が売ってた(笑)。
自分の中で「タイの匂い=メンソール」になるくらい・・・。
あとでちょっとネット検索したら、どうやら元々は老人向けのきつけ薬だったものを、大気汚染の悪化の所為か、バンコクの若者が使い始めて、いつのまにか定着してしまったという説が。
確かにスッキリするけどね。Chatuchak(下記参照)で暑すぎて気持ち悪くなった時に使ってみたら、気が紛れてマシになった。

インヘーラーは、1本16バーツ〜20数バーツだったかな。色んな種類をお土産用にも買った。

道端には屋台というか、食べ物を売ってるカートが沢山あって、オレンジ(緑のみかん?)ジュース、パッタイ、果物、正体不明の焼き菓子、ソムタムなどなどを買って食べたんだけど、大体どれも美味しくて、安かった。最初は衛生面でヤバいかなぁとも思ったんだけど、腹こわしたりしなかったよ。でも基本的にナマモノは避けるべきらしいね。

そうそう、携帯はアメリカで使ってるのをそのままタイでも使えるんだけど、ローミング料金がとんでもなく高いので、出発前に予め携帯会社に電話して末端をunlockしておいて、到着翌日にMBK(後述)でプリペイドのSIMカードの入手。確か1枚350バーツほどだったような記憶が。MBKには携帯電話(新品&中古)や関連商品が山ほど売ってて、どうやらunlockもしてくれるらしい(料金は知らないけど)。携帯は主に相方とのやりとりで使ったんだけど、クレジットはかなり余った。
旅先でも携帯を惜しみなく使えるというのは便利だったねえ。日本にかけるためのコーリングカードは、ネットで別に購入(@ Thaitel)。

行き当たりバッタリでブラブラしてばっかだったので、色々見逃したとは思うんだけど、ショッピングや観光も、わりと堪能した気分。

一番よく行ったのは、BTS サイアム駅周辺。駅周辺に複数の巨大なショッピングモールがあって、飲食店も沢山あるので、かなりの回数行った。特にSiam Paragon1階のフードコート・レストラン街・食料品売り場は、天国(笑)。大戸屋やモスバーガーなどの日本食・日系チェーンも入ってたし、日用品も売ってるスーパーもある。地下の水族館にも行った(入場料が結構高くて、明らかに観光客向け。折角だから水槽に入った。前の人が脱ぎ捨てて行ったずぶ濡れウエットスーツ&ブーツを着用しなきゃならないので、潔癖症の人にはオススメできないかも)
隣の隣にあるSiam Discovery Center内のPropagandaって店の雑貨はアメリカにも(多分日本にも)輸入されてるけど、タイのメーカーとは知らなかったなあ。本当はランプ(確か2000バーツ)が欲しかったんだけど、ちょっと大きすぎて荷物になるから、断念・・・。
モールというより市場MBK(Mahboonkrong)では、前述のプリペイドSIMカードと、幾つかのブートレッグソフトウェアRosetta Stoneの26言語入りDVDとか、118ゲーム入りのDSソフトとか)、Tシャツなどを購入。周りのコジャレたモールと違っていかにも異国らしく、ブラブラするのは面白かった。他のモールよりもムスリムの客が多かったような気も。

でも、ショッピング関連で一番インパクトあったのは、やはりチャトチャック・ウィークエンド市場 Chatuchak Weekend Market だなあ。ここは凄い。とにかく出店数がとんでもない。ホテルからBTS一本だったし、滞在中は結局毎週末行ってしまった。ずっと午前中は単独行動で暇だったし。でも、基本的に歩き回ってるばっかりで、ここでは結局あんまり物は買わなかったな。優柔不断人間には辛いよこの大きさ。ペットのセクションもあって、かわいい子犬がウヨウヨ。めちゃめちゃ混んでて暑いので、水・茶などの水分補給と汗拭きタオル(ホテルのウォッシュクロスを拝借)の携帯が必須だった(笑)。

観光らしい観光としては、チャオプラヤー川を行ったり来たりしてるチャオプラヤー・エクスプレス Chao Phraya Express Boat に乗って、王宮 Grand Palaceワット・ポー Wat Po(ここでタイ・マッサージを受けた。用意された薄手のズボンに履き替え。「揉む」というよりは「押す」だな。結構痛い。寝技ですか?というようなことも。腕や足をぎゅうぎゅう引っ張るし、術後はムリだ)、ワット・アルン Wat ArunAmulet Market(お守り市場)(どうせありがたみが分からないので、オーソドックスな焼き物のものよりも形状が気に入った金属製の極小の置物のようなものを幾つか購入)、シリラート法医学博物館 Siriraj Medical Museum(リンク先、グロ注意!)カオサン Khaosan(バックパッカーが集まってるとこ。白人率高)あたりに行った。

遠出は、アユタヤ歴史公園 Ayutthaya Historical Parkパッタヤー Pattaya のみ。
アユタヤーには現地で知り合ったタイ人青年(この人は詐欺師なのか何なのかと最初は警戒してたんだけど、知り合った場所が彼の職場だったのである程度の信憑性があったし、結局悪人では無かったのだが、下心が全く無いわけではなかったので、やや面倒臭いことに・・・が、説明も面倒なので詳細は割愛)に電車で連れてってもらった。エアコンも無い車両で、片道2時間。寺の遺跡が沢山あって、全部は回りきれなかったけど、風情に満ちててバンコクとはまた違ったタイを見た感じだ。日本人観光客がやけに多かった。仏台に乗るな登るなとあちこちに注意書きがあるのに、観光客は乗りまくってたぞ。ガイドじゃない現地人は、それを目撃しても礼儀正しいので角が立つと思って注意しないらしいが、静かに顰蹙買ってるようだ。これは気をつけねばいかんね。
パッタヤーにも、上記の人が同行。バスでバンコク(エカマイ駅 Ekamai)から片道2時間ほど。日中に日帰りで行ったのだが、ここは基本的に夜の風俗街が有名な場所らしいが、それでもそのために来たっぽいバイ〇グラの助けが必要そうなお年頃の白人男性が痛々しく日焼けした裸の上半身をさらけ出して海岸を歩く姿を結構目撃しましたよ。タクシーの運ちゃんによると、ここは治安が悪くて現地人も信用置けないらしい(そういうあなたも現地人ですが)。術後だったので海は見るだけ。

あとはね、カトゥーイ ショーも1回観に行った。Calypso CabaretMambo Cabaretという2箇所が有名らしいが、行ったのはMamboのほう。昼間にチケットを買いに行った時には、かなり寂れて瀕死状態の劇場だったんだけど、ショーの時にはやや生き返っていた(笑)。観客は殆どがアジア人で、何故か拍手がまばら。基本的に派手な衣装を身に纏ったMTFさん達が口パクで歌って踊って、というショーなんだが、全体的に踊りはあんまり上手くないような気が。特に、男性バックアップダンサーのショボさ、どーにかならんものか。
ビデオ撮影禁止、ってことになってるけど、YouTubeに載りまくってる。ここらへんが、ぼくが観た時と面子が大体同じだと思う。英語の曲が一番多くて、あとは中国語、韓国語、日本語など。日本語の曲は3つくらいやってたかな。松田聖子と、これの2曲目(知らない曲だけど歌詞が聞き取れないので調べようが無い)、それから都はるみの「愛しちゃって馬鹿みたい」っていう古〜い曲を、白塗りの顔に着物姿の丸々と太った人がコミカルに歌って大ウケ(← この画像が無いのが残念)。

まあともかく、機会があったら是非また来たいなあと思うようなところでした。今度は島にも行ってみたいなあ。泊り込みで象の世話するキャンプってのも面白そう。ネット上にも日本語の観光・滞在情報も豊富なので、行く前に色々と調べるといいと思うよ。

 

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