SRSINTHAILAND
TRANS* SURGERIES 海外での手術 タイSRS@
タイ(ヤンヒー・PAI・ガモンクリニック)でのSRS体験談

タイで内摘を受け、現在陰茎形成途中のAさんよりお寄せ戴いた体験談です。

まず、私は最初ヤンヒーで全てを受けようと思ってヤンヒー内摘のみ受けました。
しかし、前腕の傷に抵抗があり母に反対された事もあり考え直しました。

ヤンヒーでは、内摘のDrは決まっていないようです。
コーディネーター間の相談によってDrは変わるそうですよ。
私が受けた時は、サイトにのっていたDrでしたが、もっと腕の良いDrがいるそうです。
内摘だけの人数は多いので、待合室に何台もベッドが置いてあり流れ作業的に行われていた感じでした(かと言って、決して術後のサービス・手術が下手とかではないですよ。更に上手なDrがいるという事も聞いたので念の為と思いまして)。

そこから、PAI膣閉鎖腹部皮弁(尿道準備)の手術を受けました。
ネット上に載っている通り、この手術は腹部での準備段階で非常にトラブルが生じやすいようで穴が開き、狭窄も起こしてしまいました。
ここでも、先生の判断に不安を覚え、コーディーネーターと相談しガモン先生に変更。
*腹部皮弁は脂肪の量で太さが決まってしまうようです。太り過ぎていると、太くなってしまうそうです。私も5Kg痩せるよう指示が出ました(頑張って痩せましたよ)。

ガモン先生は色々と挑戦中であるようで、インプラントが取り外し可能なタイプでできるという事もあったので選択しました。
現在は、腹部に二つの穴が開いています(インプラント用と尿道用)。
私の取り外し可能インプラントは、曲げ伸ばしできないタイプです。大きさも測って注文ではなく、陰茎形成後に切ったり削ったりして調節するらしいです(初の試みらしいので先生も試行錯誤です)。

ちなみに、ガモン先生は腹部の場合は尿道を繋ぐか、インプラントを入れてる場合はセックス専用となり、尿道は繋げられないそうです。
(私の場合は、交渉してもらい取り外し可能なタイプという事でOKとなったようです)

理由は、腹部の皮膚組織は薄く永久にインプラントを入れておく事は危険を伴うため行わない(ガモン先生はまだ自信が無い/プリーチャ先生は経験もあるので大丈夫だろうが・・・と言っていたそうです)。

前腕の場合は、尿道接続+インプラントOKだそうです。

最終ステップ前の陰茎形成時に仮の物を入れるそうですが、それが出てきてしまうという事もあるそうです。 陰茎のインプラントについては、本当に体質に左右されるようです。順調に行く人と、出てきてしまう人とで。 術後、すぐにタイで遊んでも出てこない人もいれば帰国後彼女とsexしたら出てきちゃったという人から、様々のようです。
異物が入るという事からも、体力が低下している時などではそこから感染症を起こしてしまう事もあり得るという事ですし。

そういう話を聞くと、できるだけ異物は入れない手術を受けたいと思うのですが・・・
今のところガモン先生は、睾丸はインプラントを使用すると言っています(陰茎のインプラントと違って素材が柔らかいから問題ないと言っています)。

マイクロペニスについては、ガモン先生の評判は良いです。
プリーチャ先生は、最近押し始めているそうです。

術後の処置に関して言いますと、ガモン先生の場合は帰国前まで通院して毎日消毒というメンテナンスをしてもらえます。通院は、ホテルから送迎車が出るので自分で行くのですが。

PAIは、ホテルから遠い事もあり退院後自分で消毒。チェック日に行って消毒という形になっています。それでも、問題ないとは思いますが・・・滞在期間(入院日)は短い気もします。

ヤンヒーについては、かなり数もこなしているので、しいて言えばインプラントでトラブルが起きやすい?という感じがある程度。だけど、私の知っている範囲ではみんな落ち着いて生活しているようです。
トラブル時の保証(アテンド会社の)も充実してきているのかもしれません。

それと、ガモン先生ですが某サイトで術式が書いてありますが、FTMについてはちょっと間違った情報が載っているようなので、直接クリニックに問い合わせた方が良いと思います。常駐の通訳さんがいらっしゃるので。
もちろん、そのサイトのアテンドさんに質問されるのも良いかと思いますが。

タイは衛生面できちんとしていますし、医療スタッフの教育もしっかりしている。痛みを我慢させないというところでしょうか。
ただ、Drがタイ人気質のせいか・・・何が起きても「問題ない!(笑)」とかわしてしまわれるのが日本人気質の私としては不安な部分ではあったりもします。神妙になりすぎても不安になるし・・・難しいところですね。

術後の処置も、日本と違いますね。 イソジン(ベンタディン)溶液大好きで、できるだけ消毒って言います。 これは、きっと水道がまだ整備されていないせいもあるのでしょうが。 生理食塩水+イソジン液消毒が基本です。
日本でもそれをしばらく続けるようにいわれますが、余り良くないようです。
できるだけシャワー等で綺麗にして、抗生剤入りの軟膏で処置してガーゼ等で塞ぐようにするのが日本式のようです。

後は、本当に何も問題なく過ごせていれば良いのですが、何か起きた際にみてもらえる病院を確保しておく事が重要かと思います。

現時点で、日本では対応できる病院が少ないので、全て順調に終わったとしても病気になった時に対応してもらえない可能性もあるという事も考えないといけないという話も台湾で手術した友達から聞きました。
(そういう事もあり、日本のDrの中では内摘で終了かマイクロペニスで終了を勧める人もいるようです)

当事者意識の中で、自分がどういう手術を受けるのかを具体的に知らずに受けてしまっている人も多いようでそれも心配です。
どんな手術を受けたか分からないものを、日本の医者も診たがらないと思いますし。
何らかの手術を受ける事になった場合にも、尿道カテーテルを入れなくてはいけなくなったりした場合に、普通の男性と同じように対応されたら尿道を傷つけてしまう恐れもある訳ですし。
なので、その辺も説明できるようにしておくか、できなかったら診断書とか説明が書いてある書類をもらっておくとか自分のためにしておいた方が良いと感じています。 

沢山書いてしまいましたが、何かの役に立てたらなと思っています。

(ビックペニスはとにかく、お金と時間がかかりますが・・・それだけ大変な手術であるという事を痛感しています。MTFと違い技術も発展途中であるので若い方達には良く考えて進んでいただきたいと思っています。)

最終更新日:2008年7月16日

注:強調(下線)・リンク等は、管理人の独断によるものです

Aさん:貴重な体験談と情報、どうもありがとうございました。

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