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5/12/05 手術前の健康診断・血液検査

手術前の健康診断と血液検査をfamily doctor(つまり、かかりつけの医者だな)にやってもらって、「手術してもOKよ」というお墨付きを戴かなければならないのだが、かかりつけに医者などいないので、大学のヘルスセンターへ。2週間近く前から予約を入れていたというのに、2度もリスケジュールされ(担当のナースが病気だとか何だとかで)、3度目のアポでようやく行った時には「今日がここ最後の日」という責任取りたくない感イッパイの医者にあたってしまい、「うーん、手術前のクリアランスは、ここでやってるのかなあ。責任者に訊いてくる」と言っていなくなり、かれこれ待つこと30分近く。結局「責任者は帰ってしまったので、アポ取り直して」ということに。バカヤロー!そんなんアポ取る時点で「手術用の健康診断お願いします」って言ってんだから、最初から調べとけよ!と思ったが、文句言っても無駄。でも血液検査だけはその日にやって、帰る。

結局1週間後に4度目の正直。今回は、前にも喘息の治療などでお世話になったアジア系の中年女性医師(でも学生数多すぎて、ぼくのことなんて絶対に覚えてない)。何の手術なのか、と勿論訊かれ、正直に答える。「あ、そう」と、あまり関心なさそう。至ってプロフェッショナル。健康診断といっても、糖尿病とか高血圧とかいう疾患は無いか、心肺機能は正常か、どういう病歴があるか、なんていう簡単なもの。何故わざわざBaltimoreまで?と訊かれ、「この手術が上手い医師がいるんです」と言う。一緒に誰か行ってくれる人いるの?というので「Spouse(配偶者)が」というと「えーっ、結婚してるの?」とビックリしていた・・・。

ま、手術には問題ないでしょ、ということで書類にサインしてくれて、Dr. Fischerのオフィスに血液検査の結果と共にFAXさせる、と言って部屋を出てった。暫くして戻ってきて、「ヘルスセンターの記録には、どっちのジェンダーで登録しておきたいの?」と訊くので「あ、もう卒業するんで、女のままでいいです」と言う。「あ、そう・・・」と暫く考えて、「じゃあ、もし卒業しなかったら、どっちがいいの?」「んー、健康保険が女ってことになってるので、矛盾が生じてカバーされなくなったら困るので、女でしょうかねえ、やっぱり・・・」と答えた。すると、「んー、男・女だけじゃなくて、何か別なカテゴリーも作るべきだわねえ。当てはまらない人も沢山いるんだから。」と仰るではないか。何てプログレッシヴなんでしょう。流石は大学の医師だな・・・。お礼を言ってサヨナラすると、「Good luck with the surgery!」と去っていった。

予防的治療や検査・健康診断には健康保険がきかないので、実費だが、大学のヘルスセンターなので診察料などは取られない。

  Physical Examination(健康診断)
$20
 
  Basic Metabolic Panel (BMP、血液検査)
$15
 
  Comolete Blood Count (CBC、血液検査)
$21
 
 
計:
$56
 

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