TOPSURGERYJOURNAL
TRANS* TOP SURG 胸OP日記
6/7/05 手術2週間後
相変わらず左胸が青痣で腫れておりますねえ。先週撮った写真と殆ど変わらないなじゃないかと思うけど、どうなんだろう。来週あたりもう一度写真を撮ってみようか。その部分の皮膚が、接触に敏感。痛い、ってわけじゃなく、衣類が擦れて当たるとイヤな感じ。
腫れていた左脇腹、触るとちょっと痛い。痣にはなってないんだけど、打ち身みたいな感じで。
表面の感覚は相変わらず麻痺したまま。
いいかげん、仰向けで寝るのにも慣れてしまいましたわ。意識してる所為か、あんまり長時間の熟睡はできないけど。バインダーが @薄くて(1枚仕立て) Aストレッチ素材で B肩がマジックテープで C短い、というのが、まだマシな理由かもしれない。帰宅してからは、乳首をガーゼでカバーしてテープで留めた上にタンクトップを着て、その上からバインダーを着用しているんだけど、それなりに快適。しかし凄く間抜けな格好で、相方には「storm trooper」と呼ばれております。ちょっと違う気がするが・・・。
手術当日にドクターに言われたのは、
- 手術直後:散歩ならいくらでも可(常識的な範囲で)。
- 術後2週間〜:低インパクトの有酸素運動(ステーショナリーバイクなど)が可。
- 術後4週間〜:下半身のウェイトトレーニング再開可。
- 術後6週間〜:上半身のウエイトトレーニングをゆっくり再開可。
だったので、今日からステアステッパーでもやろっかな?なーんちゃって。
さて、初期のリカバリーを終えてみての、感想。
- 手術結果 :
- 今のところ、全体的に非常に満足。
- ドクターやナースの腕や対応・人柄は文句なし!イヤな思いは全くしなかった。
- 覚悟していた通り、やはり乳頭が長いので、もしかしたら再手術受けたいかも知れない・・・けど、いずれにせよ回復が先。
- 麻酔:
- 全身麻酔はラク。手術中の記憶は全く無いので、いい。夢も見ないので、時間が経過した感じも殆ど無い。
- ただ、麻酔から醒めた後、一晩中気持ち悪かった。吐かなかったけど。
- 喉の呼吸チューブを入れられるので(出し入れは全麻中)、醒めた後暫くは喉がヒリヒリしたけど、次の日にはもう気にならないほどに引いていた。
- 全麻の後は、水分補給が大切。回復中も水は沢山飲むようにしてます。
- 痛み:
- 手術当日の夜は動きがかなり制限されて、寝てるのも苦痛だが、激しい痛みは皆無。むしろ、胸が重く、だるい感じ。
- 術後暫くは肘を肩より上に挙げられない。というか、挙げないほうが良い。
- 乳首のチクチクは、神経が繋がろうとしている徴らしいので、心配ない。
- 回復中は、ちょっと酷い打ち身のような痛さ。動かさなければ痛くないし、動かしてもそれほど酷い痛みではない。
- そのうち乳首付近がヒリヒリしてくる。別に擦れているというわけでもないのだが。
- ドレーンの孔が暫く痒かった。
- 術後に服用する痛み止めは不要だったと思う。
- 血腫があった側のドレーンを抜くのが一番痛かった。
- 日本と違うのかも知れない点:
- 完全に外来(入院なし)。勿論、手術後日までは近くに滞在しなければらならないんだけど。遠くから来る場合は、ドレーンを地元の医師に抜いてもらっても良い。
- カテーテルだとか浣腸だとかは全く無かった(ありがたや・・・)。
- 縫合部やドレーンの孔の消毒は一切しなかった。
- 抜糸はドレーンを固定していた糸のみ。乳輪には吸収糸を使用。
- 用意しといてよかったもの:
- 3〜4個の枕(ホテルに完備)。上体をちょっと起こしたほうが、長時間仰向けで寝るのにはラクだった。
- 蓋付きのカップ+曲がるストロー(術後1〜2日)
- 安全ピン(ドレーンをバインダーに固定)
- トイレに流せるウェットティッシュー(術後2〜3日。でもウォシュレット®又は風呂場にホースの付いたシャワーヘッドがある場合は要らない)
- ビーチサンダル。着脱がとにかくラクだし、軽い。
- ジャージの上(前ジッパー)。着脱がラクで、ドレーンなんかもカバーできるし、着心地もラク。
- 電動歯ブラシ。傷のためもあるけど、術後暫くモノグサーである間も歯磨きを怠らないためにグー。
- 水不要のシャンプー。最初の2〜3日だけだけど(あとは前屈みでシャンプーできた)、頭臭くなってキモチワルイですから。
- 柄の長いボディーブラシ。背中や肩が存分洗えます。
- そして何よりも、介護してくれる人。全麻直後の夜は必ず付き添いが必要だったから来てもらったけど、2〜3日はやはり誰かいてくれると、ラク。
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