TOPSURGERYJOURNAL
TRANS* TOP SURG C 胸OP準備書類

4/2/05 各種書類が届く

Dr. Fischerのオフィスから、書類が届いた。グリーンの紙ファイルに入ってて、結構なページ数。

  1. 前金($680)の領収書・残り($6120)の請求書
  2. 手術の承諾書(Consent for Bilateral Subcutaneous Mastectomy)
    Dr. Fischerの執刀、予期される手術結果・リスク、万が一の場合の病院への転送、麻酔、手術前後及び手術中の写真撮影、住所・電話番号変更の際の報告などへの承諾。
  3. 手術前の健康診断・病歴・血液検査のオーダー(Pre-surgical Screening/History & Physical)
    手術前3週間以内に行う。
  4. 手術前2週間に服用してはいけない薬のリスト(Aspitin Product List)
    血液の凝固を妨げる薬(アスピリンなど)
  5. 処方箋(Surgery Prescription)
    Ambien 10mg X 10(睡眠剤、手術後眠られない時のために)
    Keflex 500mg X 14(抗生物質、手術前2日間と手術後5日間)
    Zofran 8mg X 2 (制吐剤、麻酔の副作用対処)
  6. 手術後のインストラクション
    1. 食べられるようになり次第、通常の食事に戻す
    2. 術後は、ベストを常時着用すること
    3. ドレーンが抜けるまでは風呂・シャワーは禁止(拭くのは可)
    4. 術後しばらく腫れ・痣などが残るのは普通。一時的な感覚麻痺も。片方の痛み・腫れなどがもう片方より酷いことが多いが、必ずしも問題があるからではなく、単なる左右の違いである。
    5. 横になるときは、仰向けに寝ること。
    6. 術後10日間はセックス禁止。
    7. 術後2週間は重い物を持ち上げないように。
    8. 術後6週間は手術痕を日光に晒さないこと。
    9. 処方どおりに薬を服用すること。
    10. 質問・心配・問題がある場合にはオフィスに電話する。
    11. 鎮痛剤は便秘を引き起こすので、手術の次の日から下剤を服用したほうが良い。
  7. 手術前のインストラクション
    1. 手術前日の真夜中以降の飲食は禁止
    2. 手術前1〜2週間以内に健康診断を行い、医師に同封の書類に記入してもらい、手術前4日前までにオフィスに届くようにFAXまたは郵送すること
    3. 指定された検査結果を手術4日前までに送ること(CBC w/ diff、SMA6)
    4. 手術の3週間前までに手術費用全額を支払うこと
    5. 手術直後にホテルまで運転してもらう人を確保しておくこと。
    6. 手術までの2週間はアスピリンを含む薬を服用しないこと
    7. 手術当日(前)にシャワーを浴ること。デオドラントはつけてもOK
    8. 手術当日は、メークやクリーム・ローションなどはつけないこと
    9. フェースリフトを受ける場合には包帯をカバーするためにスカーフを用意する(関係なし)
    10. 着やすいルースフィットな服、前開きのシャツ、手術中に履くために靴下を着用してください
    11. 手術開始1時間前にZofran(制吐剤)を服用する
    12. 抗生物質の服用を手術の2日前(5/22)から開始すること。手術当日には服用しないこと。手術の翌日から服用を再開すること。
    13. 手術当日に薬を持参しないこと。
  8. ホテルのリスト
    クリニックの近くの4件のホテルのリスト。
  9. 「除去した組織を病理に回さなくていい」というコンセント
    後で癌だったとしても、このときに検査しなかった医師の過失にならないからかな?
  10. 「SRS済み」という証明書(手術後にドクターがサイン)
    出生証明書や運転免許の性別を変える時のために。州によって許可するところとしないところがあるけど。後で離婚や養育権などの裁判でここが問題になることがあるが、アメリカでのFTMの性別変更自体にはには、今のところ下の手術は要求されない(というか、FTMの下の手術が高額でリスクが大きいということも配慮して、胸の手術してくれた医師がこういう「SRSしました」みたいな内容の書類を書いてくれる。)。
  11. 手術の日程・術式・執刀医、再手術の際の費用に関するコンセント及びadvanced directivesの有無の報告
    IIと似てるが、説明は無し。Advanced Directivesは万が一昏睡状態になった際などにどうしてほしいか、という指示(延命治療とか、輸血とか)。因みに自分はありません。書いたほうがいいのかなあ。でもこの年齢で?
  12. 喫煙についての報告
    喫煙は合併症の危険性を高め、治癒を遅らせるので、手術前4週間と術後6週間は喫煙を控えるように、とのこと。「喫煙しません」「喫煙を控えます」「喫煙を控えません」のどれかにサインする。
  13. 個人の医療記録の公開についてのリリース
  14. 個人的情報(住所・連絡先・病歴・現在の健康状態、健康保険の加入内容など、自分で記入)、ファイナンシャルポリシーのコンセント

基本的に、インフォームドコンセントを徹底して、万が一患者に訴訟を起こされても負けないように、兎に角慎重なのがアメリカ流(だってマジで金目当ての訴訟が多すぎるからねえ。「麻酔でウンコ出なくなるなんて聞いてない。精神的・肉体的苦痛を受けたので、1000万円よこせ」なんてのも余裕であり得る話。勝敗は別として)。Dr. Fischerが特別懐疑的なわけではありません。むしろ、患者が納得ゆくまで判りやすく説明してくれるのが、良い医師たるものです。

1(領収書)、4(アスピリン薬のリスト)、5(処方箋)、8(ホテルのリスト)、10(「SRS済み」文書)以外は全部サインして提出。患者側も、サインしたら最後、訴える権利は無くなるので、全部しっかり読んで、不明な点を確認しておくのが義務。自分も幾つか判らない点があるので、メールで訊くことに。

*UPDATE*(4/19/05)

メールでちょっと訊いたところによると、

Q1: 抜糸は何日後ですか?
A1: 吸収糸を使うので、抜糸はしません。
(やったー!)
Q2: 乳輪は小さいんですが、乳頭が長いんです。乳頭は1度の手術で小さくできますか、それとも再手術が必要でしょうかねえ?
A2: Dr. Fischerはテンプレートを使って乳輪をリサイズします。
(全く答えになっておりません)
Q3: 手術前夜は水も飲んじゃダメなんですか?
A3: 口からは一切モノを入れてはダメです。
(そうですか・・・ツライなあ)
Q4: ブロメラインとかアシドフィルスとかについてはどう思いますか?
A4: 何とも言えません。
(頼りにならんなあ・・・)
Q5: 手術前のスクリーニングは医者じゃなくて看護師にやってもらっても良いですか?
A5: いいですよ。

だそうです。前日の夜中にメール出したら、次の日の午前中にはもう返事が届いてたので、返答の迅速さは凄い。けどねえ、2の答え、答えになってないぢゃん!ちゃんと質問読んで欲しいなあ(語学力云々という問題ではございません。至ってシンプルな質問です)。4の答えは、まーつまり、サプリや何かに関しては自己責任で、ってことだろうな。

処方された薬  

学生健康保険が切れる前に、処方された薬を早速買った。高っ!

  Ambien(アンビエン)10mg X 10
睡眠剤、手術後眠られない時のために
$49*
(10日分)
 
  Keflex(ケフレックス)500mg X 14
抗生物質、手術前2日間と手術後5日間
$12*
(7日分)
 
  Zofran(ゾフラン)8mg X 2
制吐剤、麻酔の副作用対処。手術前後に一錠ずつ
$79*
 
  Vicoprofen 7.5-200mg X 30
手術後の痛み止め。必要に応じて服用。前日に処方された
$50
 
 
計:
$190*
 

特に制吐剤Zofran、一錠4000円ってどーゆーことですか。Keflexは、値段が10分の1のジェネリックcephalexin(セファレキシン)。Ambienは前にも飲んだことあるけど、だるくなるからやだなあ(まあ睡眠剤はみんなそんなんだろうけど)。*が付いたのは保険が利けば全額払わなくていいかも。

手術前日に、手術後の鎮痛剤としてVicoprofenを処方されたけど、効かなかった/体に合わなかった場合のためにDemerol(中毒性があって、よく盗まれたりしてるねえ)の処方箋も貰った(既に学生健康保険が切れてたのでいずれにせよこれは実費)。

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