どの医者にしようかな？
ここ4～5年、特にホルモンを始めてからは、ちょっと本格的に、胸の手術に関する情報を集めてきました。具体的にいつやろう、とは思ってなかったけど、できれば早めに（＝垂れる前に）･･･と思っていたので。自分だったらどの先生にお願いしたいか、常に念頭に置いて、いろんなサイトを見て回りました。
アメリカで胸の手術と言えば、大抵の場合はDouble incisionで、少数がperi/keyhole（脂肪吸引のみはほぼ例外）。個人的には、double incisionで残る傷痕や移植の乳首はかなり許せない。あまり大きくないので、十中八九peri/keyholeでＯＫだろう、という結論に至ったのは、ずいぶん前。なので、peri/keyholeが上手い先生を探してました。大金を払って有名医師にやってもらう必要は無いと、地元でやってくれる医師を探すバイタリティーと勇気のある人もいるけど、一生残るものだし、何度もrevision繰り返さなきゃならなくなったら余計な時間や金や労力がかかってイヤなので、自分の場合、多少遠くて高くても、経験豊富で評判の良い医師にやってもらおう、と思いました。
自分にとって医師選びに重要なポイントは、
胸の手術に関する情報収集で、特に役立ったのはTranssterとFTM Surgery Info（Yahoo! Group） 。 特に後者はアーカイヴや資料が多く、ROMってるだけでも十分な情報が得られてグーでした。前者は、術例が沢山あって、参考になります。
で、自分の中で以下のような医師のリストが出来てきたわけであります（個人的に集めた情報を基準にモノ言ってるので、かなりの偏見がある可能性大）。アルファベット順：
| Dr. Alter | 腕が良いらしい。対応がとてもカジュアルらしい。 |
| 高い。経験値がイマイチ。 | |
| Dr. Brownstein | 一番有名。腕も良いらしい。経験豊富。 |
| DIほどkeyholeが上手くないらしい。主に脂肪吸引を使うらしく、力任せになる可能性あり。ホラー話聞いてしまった（FTM Surgery InfoのモデレーターStafford氏）。 | |
| Dr. Fischer | periが上手いらしいし、経験豊富。Revisionが無い人が多い。人格も腕も評判が良い。 |
| Dr. Raphael | 腕が良いらしい。安め。距離的に一番近い。 |
| peri/keyholeの術例が殆ど無く、経験値がイマイチ。人柄に関して評価が分かれる。 | |
| Dr. Reardon | ベテラン有名医師。経験豊富。 |
| 高い。余分な組織を残して再手術になりがち、という話。人柄に関して評価が分かれる。 | |
| Montreal GRS | 安い。有名。経験値。宿泊施設付き。 |
| 国外。評判がまちまち。ホラーな話を聞いちまって怖気づいた（笑） |
他にもperi/keyholeをやる医師はいるんだろーけど、オンラインで見つかる写真の数は、経験値とほぼ比例しているのではないか、という考えから、他の医師は省きました。で、このリストから経験値という点で疑問なのが、Dr. Raphael。Dr. Alterは、微妙。
Dr. Reardonは場所が場所だけに（NYC）高いし、再手術が多いってのがイヤ。
ホラー話はどの医師にもあるようだけど、こういう手術は運で左右することも大きく、必ずしも医師の責任ではないこともあるので、注意して聞くようにはしてる。ただ、Dr. BrownsteinとGRSの話は、 どうも医師の不注意が原因のようで、不安にさせる。Dr. Bの術式（脂肪吸引）にも、不安。Montrealは、術例を見ると当たり外れが多くて、不安。
そして、唯一ほぼ完璧なのが、Dr. Fischer。悪い噂が1つも無い、というのが凄い。結果的にあまり上手く行かなかったという人も少数いたが、運が悪かっただけでDr. Fischerに責任は無いと口を揃えて言っている。腕だけではなく、スタッフの評判が良いのもプラス。そして何といってもperiの腕と経験。Transster.com（サイト閉鎖。代りにTransbucket.com開設）に多数の写真が掲載されていて、revisionやらない人が多いというのにとても惹かれました。
そんなわけで、Dr. Fischerにお願いすることに決定。
注意：つーか、決定したから、「ほぼ完璧！」って思いたいバイアスもあるかも知れないしねえ。誤解されないように言っとくと、自分が最終的に却下した医師達も、成功例は勿論かなりありますし、大満足の患者さん達も、沢山います。
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