| このサイトの管理人は「男」として生活していますが、生物学的にはメスです。巷ではそういう人を指してGID(性同一性障害)とかFTMとかいいますが、おおまかに言えば、ぼくもまたそういう者です。
なぜ「おおまかに言えばGID/FTM」なのか、と言いますと、ま、一般社会から見ればみんな同じなんでしょうけど、個人的にはいずれの言葉もしっくりこないんですよね〜。GIDとはgender identity DISORDER、つまり障害、ということで、まあ病名ではあってもIDではないですし、FTMだと「女から男」というバイナリーなジェンダー観が窮屈ですからねえ・・・。
どれかレーベルを選べ、と言われたら、トランスジェンダーが一番しっくりくるかなあ、と思ってます。「ジェンダーは2つ」と断定してないし、「ジェンダー間は一方通行」という示唆も無いところが良いですね(勝手な誤解か?)。かといって、FTMと呼ばれてもムッとしたりはしませんよ。便宜上、自分でそう名乗ることも多いですし(このページのタイトルを見れば判るように)。
因みにセクシャル・オリエンテーションについては、Queerと自認してます。つまりノンケじゃないって事なんですが、TSやTGの中にも実は結構多いんですよね。ジェンダーマイノリティーってのは、タブーであってあんまり深く考えるべきじゃないハズの「性」についてイヤでも考えさせられる状況に置かれているからか、自己の性的指向(好きになる相手のセックスやジェンダー)や性的嗜好(BDSMなどセックスの趣味)に関しても非当事者よりオープンな人が多いような気がしますし。なのでちょっとQueerなトランスセクシャルはちょっとQueerなトランスじゃない人よりもQueer である事を認める事を憚らないというだけで、非当事者の中でもカンペキにヘテロセクシャルッ!って人は、実際は意外と少ないんじゃなかろうかと思うんです(Kinseyの受け売りのようですが)。
性的対象は9割がた「男」なんですけど、じゃあ何で「ゲイ」じゃなくて「クィア」なのか、っていうとですね、「クィア」の方が曖昧かつ all-inclusive で、性自認にしても性指向にしても「男だけッ!」とか「女だけッ!」とかキメつけなくていいでしょ?曖昧な人間ですから。極端なのはあんまり好きくないんです。それに個人的には「性自認も性的指向もグラデーション」派なので。だからです。
しかし、当事者であろうと非当事者であろうと性自認と性的指向がゴッチャになってる人が多いのが実状で、FTMはみな女性が好きだと思われる事が多く、逆に「男が好き」とかいうと、「じゃあ女のままでいいじゃないか」とかヌカす方もいらっしゃいますが、そういう問題じゃないんですね。自分のカラダとそれによる社会からの期待に対する違和感と、欲情する対象が男か女か、というのは別問題ですから。そこんとこが理解できない人は単に勉強不足なので、判ったような口をたたいている場合ではありませんよ(←やけにエラそー)。
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